全力がいい。
全力でぶつかって粉々になる。
そのほうがいい。
ほどほどにぶつかってできたヒビ割れをたくさん持っているよりも、いちど砕いてしまうほうがいい。
そしてその粉々のものは、粉になっても大切だ。
泣きながら粉を集めて、自分の涙でこねる。
地面の土やほこりが一緒にまざって、前と少し違うものになる。
前よりすこしだけ丈夫になるかもしれない。
あるいはもう、つくれないかもしれない。
ひびわれがたくさんあって、おそるおそる扱うのはいやだ。
その大切なものを捨てると、片手があきますから、べつの何かを持てるかもしれませんね。
なにをそんなにたいせつにしがみついているのか。
こたえはぜんぶ自分のなかにすでにある、とブッダくんが言ったらしい。
おかあさんどうせ死んじゃうのにどうしてぼくを生んだの、と有性生物が言った。
なぜなら有性生物だからです。風だけが知っています。
2009年8月24日月曜日
最近の粉