2011年9月6日火曜日

えいが感想文 デスプルーフ

監督、脚本:タランティノ

伏線がじょうずで新感覚。ラーメンズに、知らなかった笑いのつぼを押されたときの感覚に似たものをもらった。

ぼくはスタントマンのゾーイをすきになった。この人はこの映画でも他のでも自分自身の役で出演してる。きっと素でしかできないからスタントマンなんだろうなと思った。そういう率直で優しそうな魅力があった。どうしてイタリア版のファッション雑誌がそんなに欲しいのかわからなかった。出てくる女はどれも美しいなと思ったけれど、それがB級映画の基本らしい。でもゾーイがいちばんいい。

デビッドクローネンバーグのクラッシュっていう自動車事故&怪我フェチエロスの映画をおもいだした。あれと似たフェチズムなのか、タランティノがその映画をすきなんだろか。あるいはアメリカにはこういうフェチズムが普通にあるんだろうか。

映画の内容は、何も無い所に井戸を掘ってそこに落として脱出させる系。ほとんどの物語はこのシステムでできてるって村上春樹の本のなかでだれかが言ってた。この映画もそうだった。いくつかの宗教もそうだと思った。前半で井戸を掘ってぼくを突き落として、後半井戸から出ようといろいろやって最後に井戸を出る。

とにかくおもしろくてスカッとする。
最後のシーンは何回か見直した。おもしろい。DVDを所有したいほどおもしろい。

でもこれとカップリングのプラネットテラーはあんまりおもしろくなかったけれど片腕マシンガールを思い出した。どちらも2007年だ。