■マルコヴィッチの穴
1999
スパイク・ジョーンズ監督、チャーリー・カウフマン脚本
同意しながら見れる映画。おもしろい。
■ピューと吹く!ジャガー
2003
集英社
うすた 京介
ジュライのポギーが大好きです。
■イリュージョン
1981
集英社
リチャード・バック, 村上 龍, Richard Bach
序文がすごすぎるのでそこだけちぎって持ち歩いてた。ぼくのまわりに多い売れない画家は読んだらいい。夢を追う事が怖い人も読んだらいいと思う。
■画家のための処方箋—絵画材料と技法ハンドブック
2002
クリエイツかもがわ
ロバート マッセイ, Robert Massey, 山添 耕治
各処方が、1ページに1つ書かれている。訳者の注意書きが、かなり有効。資料として書かれているけれど、読むだけでも楽しいです。とくに接着剤のあたりが。天然素材を応用していく歴史的な過程が垣間見れる。先人達の探求心に刺激を受けた。
■華麗なるインド系文字 (和書)
2001
白水社
町田 和彦
当時バイトに昼休みに衝動買い。
友人がタイに旅行に行った帰りにうちに来て、みやげものを包んであった新聞を見た。それはタイの普通の新聞で日本語やアルファベット以外の文字を見のはぼくは初めてだった。タイの文字を、書き写して遊んでいたら、途中で書き順が判らないってことに気がついた。この本にはインド系文字の書き順も載っている、知ってるでは限り唯一の本。
■イグジステンズ (DVD)
2003
デビッド・クローネンバーグ
ジュード・ロウ, ジュード・ロウ, ジェニファー・ジェイソン・リー, ウィレム・デフォー
裸のランチ以来のグチャグチャ感覚がセクシーで良いです。お話しの内容は売れ線の感じで、普通にはらはらどきどきした。
■アルジャーノンに花束を
1999
早川書房
ダニエル・キイス, 小尾 芙佐
すごくすごくおもしろかった。
すごくおもしろかった。
■ソフィーの世界—哲学者からの不思議な手紙
1995
日本放送出版協会
ヨースタイン・ゴルデル, 池田 香代子
前半は既にぼくの頭の中にある事が言葉になっていく感じで同意しながら読んだ。みんな知ってたんだ二千年以上前から。後半はびっくりした。
■アルケミスト—夢を旅した少年
1997
角川書店
パウロ・コエーリョ, 山川 紘矢, 山川 亜希子
はじめて外国を旅行した時、デンマークからの旅行者が英語版をくれた。
夢を持ってる人や持ちたい人にはプレゼントしたい本です。
■パラドックス大全
2004
青土社
ウィリアム・パウンドストーン, 松浦 俊輔
古今東西の有名なパラドックスを集めた本。昔からいろんな事考える人がいるんだなとおもった。ジョンサールっていう人の中国語の部屋についてのパラドクスがすごくおもしろい。
■ミーム・マシーンとしての私
2000
草思社
スーザン ブラックモア, Susan Blackmore, 垂水 雄二
ぼくの考え方はだいたいこの本に基づいてる。すごく影響を受けた。ここに書かれている概念に納得してしまった。あるいは洗脳されてしまったというべきか。
生きてくのになんの役にもたたないよくある疑問のいろいろに説明がつく。言葉、信仰、流行、美意識とか。
序文にヴィトゲンシュタインに会った直後の人の描写があって引き込まれた。
■哲学ファンタジー
1995
丸善
レイモンド スマリヤン, Raymond Smullyan, 高橋 昌一郎
哲学って笑えるんだと知った。
序文の「答えを聞く気が無いのに、質問を発する人」のところでこの本を買う事にした。
■冬の夜ひとりの旅人が
1995
筑摩書房
イタロ カルヴィーノ, Italo Calvino, 脇 功
おもしろかった。
この本の説明はこの本の中にある。
イタリア人の作家が有名な作家になりすまして短編を書いた原稿を発見していくはなし。日本の作家ふうの短編が絶妙にエロくて哲学的でよかった。ぼくはこの日本語のタイトルの付け方に影響を受けたと思う。
2012年6月2日土曜日
本とか映画とか音楽の感想文のまとめ1
2012年5月28日月曜日
質感
なんでダンボールスピーカーを作ったかというと、既製品には好きな質感のスピーカーがないから。大きいメーカーはなんでつまらないものばかりつくるんだろう。逆だろうか。つまらないものだけ作ると大きいメーカーになるんだろうか。トリッペンはたまにおもしろい靴をつくるけど大きいメーカーだろうか。ただ有名なメーカーだろうか。大きいメーカーってなんですか?
ぼくの好きな質感と構造を持つスピーカーは良い音がしなそうだし高そうなので自分でつくることにした。たくさん妥協したけれど、それでもお店で売ってるどのスピーカーよりも良い。良いとは好きだということだ。
そのスピーカーでこないだオカムラくんと現代音楽を聴いた。彼は現代音楽には暗いものが多いからかあんまり好きじゃなさそうだった。ぼくも暗い音楽はあんまり好きじゃない。たまにキャッチーな曲をみつけてよろこんでる。現代音楽はCD屋ではクラシックに分類されてるけれどクラシカルではないものが多い。ぼくはわりとビートがあって楽しいのがすきだな。クセナキスのRebond Bとか、リゲティのmusica returicata の7番とか。あと名前を忘れたけれど、アンサンブルモデルンの指揮者やってる(やってた?)人の葡萄っていう意味のタイトルの音楽をNHK FMで聴いたことあってかわいい音楽だった。その時の演奏がたしかトリオフィボナッチっていう人たちでフィボナッチ数列を思いうかばされた。武満徹の子供のための音楽がすごくすきだから他にもっと聴いてみたい。
モーリスラヴェルは意地悪な人みたいにえがかれてるけれど音楽はうつくしい。ぼくの友人知人の中で甲斐性無しな人たちの作品は概してうつくしいことと関係があるだろうか。なさそうだ。
ぼくはもっと何かをできる気がするし、人はそういう気がしながら生きるものなのかもしれない。
ジョンケージのある風景の中でという曲がすばらしく美しい。どうしてこの曲だけこうなのだろう。サティのジムノペディとグノシェンスだけ美しいのと似ているだろうか。知らない。高橋アキとマーガレットlengTanをいつも聴いてる。
サティの曲のタイトルが好きだ。ドビュッシを好きでラヴェルを聴かない人よりもラヴェルを好きでドビュッシも好きな人の方が少ない。だからどうだと言うわけではないんだけど。
ぼくが描いたはずのキャンバスが知らない風景画に変わってしまった。でもタッチはぼくそのものだった。それはぼくの肖像画が横向きにおいてあるからです。
抜け毛が発生してはこまる場面の前に抜ける毛は抜いておけばよいと気がついた。刷毛の話し。
オーガニック?ほんとうかな。
言葉は変わっていくものだからどちらが正しいというわけではないのだとしたら、この共通認識の曖昧さの上で我々人類はなにを交換しているんだろう。
オルガン。
耳かきや綿棒では耳の奥までこちょこちょ出来ないから音楽があるんだと思わないか?
2012年5月22日火曜日
ある本棚の中で小さいもの展をした












発表した作家は、
小泉さよ
奥田ゆみ
玉川宗典
槇島藍
さかぐちけんじ
吉野章
高橋まき
島谷美紗子
髙瀬きぼりお
でした。
みんなの作品について、かなり率直に質問と意見をさせてもらったし、ぼくのつくるのことも話せた。
制限と自由のこと、レイヤーのこと、引用すること、カエルのこと、隕石の話し、もうひとつのコミュニケーションの手段のこと、マキシらしさのこと、酒と生活のこと、泣く事泣かない事、亀の話し、サンドイッチ、ワイン、絶滅した紙、が印象に残ってる。
みんな「作る」っていう共通点からの話題。
つまりみんなが楽しめたかどうかは知らないがぼくはすんごくたのしかった。
ありがとうございました。
2012年5月19日土曜日
2012年5月17日木曜日
小説
村上春樹の長編小説をだいたいぜんぶ読んで、この世にはおもしろい小説はもう残ってないんだなと思っていたけれど、短編の方がすきだな。つまりまだある。
ぼくは推理小説っていうものに偏見があって、殺人事件が起きて解決するやつって思ってる。もりひろしとあと誰かの一冊づつくらいしか読んだ事がないけれど、やっぱり殺人事件が起きて解決した。抽象画をいっさい観ない人は推理小説が好きかもしれないと思った。
こないだパーティで知りあった人のライブを見に行ったことから、ぼくの絵はどうだろうか考えた。つまり音楽家よりも、音楽に先に出会うことが多いのかって。ぼくに出会って、それからぼくの絵に出会うっていう人の方が多そう。ぼくの絵をみてぼくに会いたく思う人がたまにいるけれど、もっと絵をいろんな人の目につく所に置けたらいい。それを他人に頼ろうとして、そして他人には二種類あるってことを知った。ぼくは手が二本ある。
それから夜中にビールが飲みたくなって、近くのコンビニに買いに行ったら、ミニスカートの女がしゃがんで何かをさがしていて、ぼくは惣菜を買うか迷ったあげく買わなかった。
2012年5月14日月曜日
美しいものはなぜ美しいのか考えた
こないだみる研で哲学カフェをやった。
当日キャンセルもなくて、ハチマクラ奥のサロンはけっこうぎゅうぎゅうだったけど、ぼくはそういう近いくうかんにしたかった。かっこうをつけて殻をかぶるより、リラックスして本当にはなしたいことを話したい。
そして、自分が何を美しいとおもうか具体例をみんなであげていった。そのなかでこどものある行動が美しいみたいなことを言った人がいて、ぼくは視覚的なことだけを考えてたから意外でおもしろかった。あと、自然はうつくしいけど、何が自然かぼくは考えた事があるのでなにが自然かが気になってしまって話しがよくわからなかった。人工のものではないものという意味の自然だったのだろうか、それとも全力で本気の自然だったのだろうか。ぼくはガムテープだって原発だって自然だろうって思って気になったけど、この日は美しいものの条件を探す事が目的ではない事でみんな一致した。その一致のあとにたまちゃんは条件のはなしをした。
美しいと感じるときおれの中で何がおこっているのかが知りたいんだと知った。これが今回の一番の収穫。そしてなんかいろいろ話し足りなくて、でもそれでいいとおもった。みんなの話しについていくのがせいいっぱいであんまり発言しなかったけど、いろんな哲学の苗木をみた。そのうち二つは重要だった。