いつからかワインの味の違いがわかるようになって、いろいろ飲み比べるのが楽しくなった。そのうちに好きな味がわかってきた。好きな味というよりは、たぶん分かりやすい味のワインを飲むとうれしい、ということだと思ってる。気に入ったものの多くはスペインのワインだった。テンプラニーリョという品種の2008年にすごくいいのを何回か続けて当たりがでたので、今もそれを追ってる。あと安いボルドー2005もそうだった。どちらもわかりやすい味だった。
つじさんはボルドーマラソンに参加した時の記事をソムリエ協会の会報に提供するほどのワイン好きだ。つじさんはワインを飲んで作り手の気持ちが分かると言った。有名なワイナリーの味を真似しているのではなくて、そういうものからふっ切れて独自のワインを作っているワイナリーが好きだと言った。それはぼくの好みのアートと同じだった。
でもぼくはワインは分かりやすい強い味のが好きだ。作り手の趣向はわからない。それでぼくは、アートがそうとうに好きな人じゃないとぼくの絵はわからないのかもしれないと思った。意に反してるけど。
2011年2月23日水曜日
ワインの味とアートの味