バックミンスター・フラーという人の本「宇宙船地球号 操縦マニュアル」芹沢高志 訳 を読んだ。
ぼくは短い本でも読むのにすごく時間がかかる。電車の移動時間にしか本を読まない。
フラーの言っている事は何千年も前から聖書が言ってることだと思った。キリスト教徒は聖書を信じているはずなのにほとんど全てのキリスト教徒が聖書に従わないのはなぜだろう。聖書を読めば、読むべきフラーの文は半分くらいになりそう。すごく簡潔に書いてる。翻訳のせいかもしれないけれど単語がピエロっぽく少しはずかしいときがある。どうしてもその語でないといけなかったのだろうか。といってもこの本の文は分かりやすい。理解しやすい。
訳者あとがきにもあるんだけど、タイトルがすばらしいとそれを見ただけで内容を知ったような気になってしまう恐れがある。
この本を読んで父親のことを思い出した。ヒデオミ(父)はフラー派だろうか。すごくそんな気がしてさっきメールで訊いてみた。返事はまだない。
原子力発電に反対する歌はたくさんあるけど賛成の歌は聴いたことない。あるのだろうか。
人間の機能の外部化に賛成しているのがちょっと意外だった。けれども納得した。つまりフラーの考えの流れがさくさく読めてすごく気持ちいい。自分もあたまが良くなったような錯覚を味わえる。たぶん錯覚なんだろうけど、読む前よりは自分の言葉で話せる現代的な話題が少しは増えてると思う。ジョンケージもフラー好きらしくてちょっとうれしい。
2012年8月14日火曜日
読書感想文 宇宙船地球号 操縦マニュアル /バックミンスター・フラー