2012年8月26日日曜日

個展した

来てくれたり来れなかったりしてくれてありがとうございました!

2012年8月14日火曜日

旅行の記録 石巻に新婚旅行

夜行バスで仙台に行った。予約が遅くなったので直行はとれなかった。お盆が近いのもあるとおもう。片道2900円だった。仙台からJRで石巻に向かった。途中でバスに振替輸送だった。東松島いう駅で乗り換えた。海は美しかったけれども途中で見た景色は悲しかった。野原かとおもったらところどころに門とか家の土台部分が残ってる。たぶん町があったんだと思う。線路が流されたままになってる。電柱とかいろんなものが倒れたり曲がったりしたままになってる。海が道のすぐ近くにある。きっと地面が下がったんだとおもう。わくわく気分が完全に消えた。でもがんばった。
そして石巻の駅に着いた。
駅前の時計は止まってる。たぶん地震があった時間だとおもう。


駅前はこんな感じ。車とか普通に走ってる。いなかくさいヤンキーもたくさん見た。お店はあるけど開いてないのが多い。あと、なんか古い漫画のキャラクターの像があちこちにある。


プロジェクト結(ゆい)のななさんが車で駅に迎えにきてくれた。そしてある小学校に行ってトイレのペンキ塗りを手伝った。地元の人もたくさん手伝いに来てた。そんでトイレのドアを閉めないと塗れないんだけど、ななさんはどこに誰が入ってるかを完全に覚えてたのがすごいと思った。あべっていう名前が石巻に多いらしくて、あべさんが二人いたのでトランプのしんけいすいじゃくができるねって言っておもしろかった。じょうずに塗れたとおもう。トイレが暗くて怖いらしい。それで塗った。教頭先生に、おい役者って呼ばれたから、あさのただのぶですって答えといた。
 昼休みにまるかに行った。さかなとかカニをみた。ウニもいっぱいいた。あとクジラの生肉のかたまりを売ってた。クジラは哺乳類だけど魚の間に置いてあった。どちらかというと牛に近いんだろうなと思った。ペンキ塗りを終わって隣りの仮設住宅の集会所でやってる遊び場にいった。前にいったときにぼくにおさむらいって名付けた女の子がいた。彼女は見たことある人だって言った。ぼくはおだいかんさまですよって自己紹介した。そしたらそのこは、そうだそうだと言っておだいかんさまははーとかいってどげざをした。ぜんかいはその子がおだいかんさまでぼくがおさむらいでけっこういじめられたのでさくせんがせいこうしたなとおもった。結のはこちゃんと地元の人が遊び場やってる。そんで子供とクッキーを焼いたみたいで、そのこにクッキーもらったけどあやさんには内緒にしようってことになったのであやさんにはないしょです。



それから結(ゆい)が間借りしてるたらこ屋さんの母屋に行った。
電気自動車を持ってた。かっこいい。あとで運転させてもらった。音がしなかった。下り坂とブレーキかけたときに充電する。そういうメーターがある。
そんで、夜はボランティアのみんなと弁当たべて、振り返り会をした。弁当代はエラが立て替えてた。エラはレシートにある弁当の名前と、弁当の見た目でそれがどれなのかわからなかった。ドイツから来てた。ボランティアの人達は月曜から金曜のなんかそういう決まりで来てた。結がよういしたプログラムでそういうのがあるらしい。おれらはなんか横入りしたみたいで申し訳なかったけど気にしないことにした。振り返ってから、ビールを飲んだ。みんなを送ってから、えびすさんとお楽しみの日高見をのんだ。ななさんは呑めないのにビールを少しだけ付き合ってくれた。口琴のじゅんくんとギターで電話を通じてセッションした。歯磨きして寝た。



そして次の日。えびすさんは、うどんにチーズとトビッコを乗せて食べていた。
海に行った。ついったーでみつけた海。石巻で唯一片付いた海。ついこないだのことらしい。えびすさんとしまやんと三人でくるまで行った。途中コンビニでおにぎりを買った。お店とかなんにもない可能性を考慮してのことだけれど、そのとおりだった。
その海のところには家が一軒だけのこってた。なんにんかがいて、トウモロコを焼いてた。チーム王冠という人たちだった。うまかった。おかわりした。すわってるおばあさんはその残ってる家の人だった。泳いでもいいか訊いたら、どうぞどうぞっていった。以前は車が停まりきれないほど人がきてたんだって波板っていう海水浴場だよ。ぐぐってみて。水は冷たかったけどすぐに慣れた。ひさしぶりの海水は浮力があっておよぎやすいなと思った。えびすさんとあおむけになってぷかぷかしたりした。なんくみかが泳ぎにきた。きれいな女の人がこどもを連れて来ていてえびすさんがナンパしてるのを遠くから見た。あとで聞いたら知り合いだったみたい。なんかすごいね。前は船でここにきてたけど船は無くなったらしい。それもすごいことだとおもった。こどももかわいかった。いい動きしてた。あと、ここに住んでた人も来た。すこしお話しして。シャワー浴びて更衣室で着替えて車にのった。
 南三陸の仮設商店街でクジラの唐揚げとイカの唐揚げと、あんドーナツを買ったクジラ肉屋さんにクジラをつかまえていいのかって訊いたら仕入れてるだけだからよくわからないとうろたえたように見えた。そういうつもりじゃなかったけどまあいいか。山の方でジオデシックドームを見た。えびすさんがフラー大好きだってことが判明してうれしかった。あとでななさんもフラー大好きなことが判明してうれしい。ぼくとしまやんは、ふたりともこの旅行にフラーの本を持って来ていた。読まなかったけど。
 夜、えびすさんが油麩丼をつくってくれた。あと海で拾っためかぶを刻んだ。つるつるしてむずかしかった。えびすさんはなんでもじょうずにこなすのだった。ビールのんで歯磨きして寝た。





次の日。
駅前で自転車を借りようとしたら借りれなかったので歩いた。
なんか山の上の公園にいってシーソーした。それから山の住宅街を海の方に歩いていった。角を曲がったら視界が開けてなにもなかった。お墓がたくさんあった。
まるかに行ったら休みだった。まるかは海の近くで残った魚屋さんで、卸してた店もなくなったけど店ごと中に入れて営業してる。たくましい。おいしい。近くの喫茶店に入った。まったりした。そしてまた歩いた。隣り駅の元気の湯に行った。風呂上がりのビールはうまい。夜、赤提灯を探して歩いた。けっこうあった。焼き鳥もあった。いくつかはしごした。喫茶店とコープは東京より物価が安い。キャベツとか30円とか、トマトみっつで150円とか。魅力的な産地のもたくさんある。次石巻に言ったら野菜いっぱい食べたい。












しゃしんをとらなかったけどかなしい景色がいっぱいあって複雑なもやもやした気持ちごと帰って来た。もやもやはみんなあるだろうけど、こういう気持ちといっしょにがんばっていくしかない。石巻に行く前と行ったあとでもやもやが減ったり増えたりしただろうか。よくわからないけど、良い観光客なら行ったほうがいいとおもう。どうせなら現地で活動してる団体とかと繋がって手伝ったらもっといいと思う。

プロジェクト結
http://project-yui.org/

 

読書感想文 宇宙船地球号 操縦マニュアル /バックミンスター・フラー

バックミンスター・フラーという人の本「宇宙船地球号 操縦マニュアル」芹沢高志 訳 を読んだ。
ぼくは短い本でも読むのにすごく時間がかかる。電車の移動時間にしか本を読まない。

フラーの言っている事は何千年も前から聖書が言ってることだと思った。キリスト教徒は聖書を信じているはずなのにほとんど全てのキリスト教徒が聖書に従わないのはなぜだろう。聖書を読めば、読むべきフラーの文は半分くらいになりそう。すごく簡潔に書いてる。翻訳のせいかもしれないけれど単語がピエロっぽく少しはずかしいときがある。どうしてもその語でないといけなかったのだろうか。といってもこの本の文は分かりやすい。理解しやすい。

訳者あとがきにもあるんだけど、タイトルがすばらしいとそれを見ただけで内容を知ったような気になってしまう恐れがある。

この本を読んで父親のことを思い出した。ヒデオミ(父)はフラー派だろうか。すごくそんな気がしてさっきメールで訊いてみた。返事はまだない。

原子力発電に反対する歌はたくさんあるけど賛成の歌は聴いたことない。あるのだろうか。
人間の機能の外部化に賛成しているのがちょっと意外だった。けれども納得した。つまりフラーの考えの流れがさくさく読めてすごく気持ちいい。自分もあたまが良くなったような錯覚を味わえる。たぶん錯覚なんだろうけど、読む前よりは自分の言葉で話せる現代的な話題が少しは増えてると思う。ジョンケージもフラー好きらしくてちょっとうれしい。

2012年8月9日木曜日

みみがきこえないひと

短大の頃、30人くらいの小さい科なんだけど耳がまったくきこえない人がいた。入学当初みんなその人と話そうとした。すごくやさしくめんどうをみたりしてた。ぼくはそれがなんかきもちわるかった。夏休みがおわる頃にはほとんどだれもその人に話しかけなくなった。その人はいつも工作室の奥でひとりで昼ごはんを食べた。ぼくは昼休みにひとりで工作をするのが好きなのでよく会ったけれど、最初からぼくはその人と一言も話していない。ぼくがある種の人間とある種の人間に対して抱いてる気持ちたちをつくった出来事だとおもう。

2012年8月4日土曜日

りょこう

海外旅行は2回しかいったことないし、旅行大好きってわけじゃないんだけど旅行で経験したことはすごく密度が高い。くだらない毎日の繰り返しで忘れがちだけどたまに思い出すとぼくはおもしろい経験をしたって思う。でも日本にいてもようすけとか毎日が旅行みたいだし、あさじくんは今チャリで最後の大陸を横断してる。ぼくはいまの状況で旅行くらいの経験をできるだろうか。ぼくにとって絵を描くっていうことはもうだいぶ前に特別なことではなくなった。ひとと比べることでもないんだけど、ぼくはどういう状況で能力をのびのび行使できるんだろう。38歳になってもまだわからない。おとなっていう幻想は完全に崩れてる。子供達はネットとか情報がたくさんあるからおとな幻想をもっていないとおもう。おとなって何。おとなは知らない誰かを傷つけてでも近くの人を良くすることができる人だとおもう。こどもは世界がきれいだとおもっている。ぼくはまだこどもです。

みる研の活動をした

「反対語を集める会」というのをやった。
事前の打ち合わせとぜんぜん違う始まり方をした進行役の井尻さんをおとなになったなあとおもった。かっこいいなともおもった。

最初は小さい大きいとか、そういう事からはじまって、たくさん反対語が集まるのかなと予想していたけれど、実際には反対語は10こくらい。その中で、やはりというか「うつくしい」の反対語を探した。なんかいろんな頭を悩ます展開があった。とちゅうぼくは現象と状態の違いについて考えたかったけれどみんなの食いつきが悪かったのであとで一人で考えることにした。
インド人が牛を食べないことに関するフラーの視点と「はかない」ことを美しく感じるぼくらのことが重なってぼくとたまちゃんでもりあがった。他の参加者もその視点をあっさり受け入れてるのが意外だったし、その視点はとても新鮮でびっくりした。

自分以外の人が、ある言葉に対して与えてる意味の幅みたいなのを知る事はすごくおもしろい。これを繰り返していたら言葉を使うことがもっともっと楽しくて好きになりそうなきがする。

みる研では少人数で楽しい雰囲気のプログラムをやっていきたい。
ちなみに反対語を集める会の公式報告はこちら
http://miruken.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html

2012年8月1日水曜日

バックミンスター・フラーという人の本を読んでる。
ぼくは短い本でも読むのにすごく時間がかかる。電車の移動時間にしか本を読まない。

フラーの言っている事は何千年も前から聖書が言ってることだと思った。キリスト教徒は聖書を信じているはずなのにほとんど全てのキリスト教徒が聖書に従わないのはなぜだろう。聖書を読めば、読むべきフラーの文は半分くらいになりそうだ。すごく簡潔に書いてる。翻訳のせいかもしれないが単語がちゅうにっぽいときがあって少しはずかしい。どうしてもその語でないといけなかったのだろうか。

ぼくは以前、哲学っていうのは世界の本当のことを探すことだと思っていたけれど、その後なぞなぞみたいなものだと思うようになっていた。それを最近確信してきた。難解で秀逸ななぞなぞは解くのに一週間くらい考える。なぞなぞという呼び方はもしかしたら少し違うかもしれない。クイズ?まあそんな感じ。哲学者っていう職業の人はクイズとかなぞなぞの問題を作っている人。じょうずにつくるとそのなぞなぞが理解されるのに世界中の専門家が研究しても100年くらいかかる。あるいは、すぐに理解されるけれど内容が400年くらい人々の興味を引付け続けることもあるんだろうな。翻訳文しかしらないけどフラーの文は分かりやすい。

ところでいままで読んだ本の中でいちばん人に勧めたいのはリチャードバックのOneという小説の序文です。プロローグっていうの?わかんない。とにかくOneの最初の数ページの川の中の物語をよんだらいいのに。

間違えた。イリュージョンだ。リチャードバックのイリュージョンの最初の川の中の物語です。